看護師の資格を活かした高齢者・介護施設のお仕事

高齢者・介護施設は多くの看護師が働いています。
具体的には特養、老健、有料老人ホーム、ショートステイ、デイサービスなどを指します。
規模が大きな施設は、看護師の配置が義務付けられたため、需要が高まってきました。仕事は、バイタル測定、服薬管理、インシュリン注射、簡単な医療処置(吸引・口腔ケア、胃ろう管理、褥瘡ケアなど)、緊急時の対応(医師・家族・施設管理者への連絡、救急車同行)、医師の指示に基づく処置、介護スタッフの支援・相談対応、施設の衛生管理などが挙げられます。

病院の業務と比べると医療業務は少なめです
生活全般における介助(トイレ、食事、入浴など)は基本的には介護スタッフの仕事ですが、施設の種類や規模、職員構成によって看護師も介護に積極的に携わる場合もあります。
施設規模が小さくスタッフが少ないほど看護師が介護にも関わることが多いと考えてください。
「私は介護ではなくて看護をやりたい!(≧ヘ≦) 」って人は、事前にしっかり調査して、内情を聞いておきましょう。
また、デイケアなどの施設は定期的にレクリエーションを開催しています。
具体的にはおひなさまや七夕、クリスマス会などの季節の催しものや、そば打ち体験の日、コーラス鑑賞の日などの一緒になにかを作ったりするイベントが開かれています。
私の知り合いの勤めている職場では、そば打ち体験のために元蕎麦屋の店長さんを呼んだり、合唱団の人と連絡を取り合ったりしていました。
ちなみに私もクリスマス会の催しでハンドベルの練習をして、実際に利用者さんの前で発表をしたことがあります。
イベントを企画・運営することが好きな人は楽しく働けるでしょう。
手作りの飾りなどを作ったりすることもあるので、そういったことが得意な人も向いていると思います。
利用者さんと一緒にイベントを楽しめる人はよいですが、逆にそういったことが苦手という人にはつらいかもしれません。
また、介護施設で働いているのは、ベテランの看護師が多いです。
全体的に職員の年齢層が高いので比較的若い世代で入職するとギャップを感じるかもしれません。
また、介護施設の看護師は、基本的に夜勤がありません。
その代わり看護師にはオンコールがある施設もあります。
ただし、特養の場合はオンコールが無い代わりに夜勤が必須です。
介護施設に入職するとスキルも知識も伸び悩む可能性があり、病棟に復帰するのが難しくなる可能性があります。
病棟に疲れてしまった人は、介護施設よりも訪問看護をオススメします。
スキルアップもでき、看護の前線で働け、将来の転職にも役立ちます。
もしもまた病院に戻りたいと思ったときには訪問看護の方が戻りやすいです。
介護施設への転職は、ある程度ベテランでこの先長期的にのんびりと看護したいという方にお勧めの職場となります。
自分の今後のキャリアプランをしっかり考えてましょう。

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