看護師の資格を活かした保育園看護師の仕事

保育園の仕事はとても人気があります。
女性なら一度は憧れますよね。
私も小さな頃は「保育園の先生になりたい(* ´艸`)」なんて思ってたことがあります。
そして、母親になって実際に保育園に子供を預けるようになったら先生のすごさを改めて感じ、尊敬と共に感謝感謝の日々です。(笑顔のままあんなに沢山の子供たちをさばける先生ってすごい・・・笑)
保育園看護師の一番のメリットは夜勤なし、土日休み、残業が少ない!という労働条件の良さでしょう(*´▽`*)
夜勤がないので規則正しい生活を送ることができるし、基本的には暦通りに仕事となります。
お盆や年末年始頃は登園する子供も減るので少し楽かもしれませんね。
また、残業はほとんどないことが多いので子育て中の看護師には理想的な環境かもしれません。
病院のように「急患が!」とか「急変が!」とかいうこともほとんどないのでそういう意味でのストレスも少なくて済みます。
それどころか可愛い子供たちに囲まれて過ごすので、子供が好きな人には癒される職場となるでしょう。
いや、たまにはイラっとすると思いますけどね・・・(笑)
2007年に厚生労働省が私立保育園への看護師の配置促進を開始したため保育園の看護師の求人は年々増えています。
2010年には2万3000ヶ所以上の認可保育園のうち、看護師が在籍する施設は約30%を占めているとされています。
保育園看護師は、園内においては健康管理責任者という役割を担っていますが、実際には看護業務と共に保育士の補助なども行っている看護師が多いです。
業務内容は園児の健康管理(検温・視診・服薬介助など)、園児の病気やケガに対する応急処置・医療機関との連携・病院搬送の判断、保育士と共に園児の世話や遊び相手、病後児保育の対応などが主なものになります。
その他にも保護者のメンタルケアやアドバイス、保護者への衛生指導、疾病予防指導、ほけん便りなどの配布など保護者に対して実施する業務もあります。
さらに、一緒に働く職員へのメンタルヘルスや体調の管理も必要になってきます。
保育園で働く看護師に必要なスキルとして挙げられるのは、広範な知識を持っていることと的確な判断ができることです。
必ずしも小児科で働いた経験は必要ありませんが、内科や外科、皮膚科、整形外科、歯科など幅広い範囲で的確な判断ができるスキルはとても重要になってきます。
保育園の看護師は基本的に園に一人の配置となりますので、相談する相手がいなかったり孤独を感じるかもしれません。
最近はアレルギーを持っている子供が増えてきていますし、インフルエンザやノロウィルスなどの流行が起こることもあります。
そうしたことにスムーズに対応したり予防したりするためには、看護師の専門的な視点を園全体に浸透させる必要がありますが、それがなかなか大変な仕事となります。
一つ注意してほしいのは、保育園で働く看護師保育園看護師の給与水準は一般的な看護師よりも低いということです。
保育園で正社員として働く看護師の月収は20~25万円というのが平均的で、そこにボーナスなどが加わって、年収にすると300万円程度ということが多いです。
手取りで15万円を切ることもざらにあります。
これは、病院で働いている看護師の平均である月給32万円、年収470万円と比較するととても低くなります。
しかし、保育園の場合には病院のように夜勤や残業があるというわけではありませんし、休日も定期的にとることができます。
そのため、規則正しい生活を送ることができ、プライベートを充実させることができるというメリットも同時にあります。
ちなみに市町村が経営する保育園の看護師となれば公務員となるため、毎年昇給が望めるので民間の保育園よりは長期的に見たときに給与が高くなる見込みがあります。
保育園は転職が決まったとしても、入職は4月と決められていることが多いです。
保育園はその性質上、4月の新学期に合わせてスタッフが「退職・入職」で入れ替わります。
なので、もし辞めたくなった時も、退職は4月に合わせなければいけません。保育の世界は「4月入社、退職」が浸透しているので途中で辞めることになると他のスタッフからの印象が悪くなったりして辞めるまで職場に居づらい雰囲気になったりするかもしれません。
保育園看護師への転職方法として、自力でインターネットや求人情報誌などをチェックして探すという方法があります。
しかし、この方法ではなかなか求人を見つけるのは難しいです。
保育園の看護師求人は病院の求人と比較するととても少ないため、普通に自力で探そうとすると多くの時間を無駄にしてしまいます(´;ω;`)
ですから、保育園求人を探すのであれば、ハローワークや看護師の転職サイトに登録しておいて情報がでたら逃さないことが大切です。
保育園求人は求人数が圧倒的に少ないため、面接から内定にこぎつけるより、求人自体を探す方が大変です。
希少な情報を逃さないように常にアンテナを張り巡らせておくことが重要なポイントになります。

 

 

 

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